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米ぬか 無農薬の庭造り


■■■Rice Bran 3〜土ごと発酵+稲わらマルチ■■■


季節は、秋・・・稲刈りの季節の到来です・・・

稲ワラといえば思いつくのが、ワラ堆肥・・・作ってみたいけれど、そこまでの進行管理はできないって、分ってますぅ。(^-^ゞ

だったら、稲ワラをマルチにして、土ごと発酵を促進できないかな・・・。
ワラも米ぬかもどちらもおなじ稲だから、なじみもよさそうだし・・・。

(昔、ワラで納豆を包んだのは、納豆菌がたくさん生息しているから、ですよね。
枯草菌の親戚の納豆菌も、ねばねばの分解酵素を出し、同じような働きを持ちます。)
土ごと発酵に、いかにも使えそうな感じ・・・






なんて、いつものごとく、「なんとな〜く」考えていたら、ちびめるのバイブル「現代農業」のなかに、〜稲刈り後になるべく早く、稲ワラの上から米ぬか&石灰を撒く〜という記述を見つけました。

米ぬかによって、発酵のスターターであるこうじ菌が稲ワラを発酵させ、分解屋の放線菌が稲ワラを分解し、ねばねばを出しながら土の中へもぐって、土を団粒化するという仕組みのようです。

これは、圃場での話だけど、庭の土づくりにも応用できるはず!


しかも、アイスベキ田舎暮らしのちびめる・・・

車で5分ほど走れば、周囲には見渡す限りの圃場が広がっています。
ただし、ちびめるは農家ではないので、「自給自足」というわけにはいかないのですが・・・持つべきものは友ですね・・・
農業をやっているお友達がワラを分けてくれることに!(Kちゃん、さ〜んきゅっ♪)






ここからは、ちょっとディープな菌のおはなし・・・お付き合いくださいね・・・


<まずは、お勉強!〜放線菌を増やそう〜>

日本で知られている植物の病害は、およそ4500種類。
そのうち約80%ほどは、糸状菌が引き起こしていると言われています。

多くのローザリアンを悩ませる黒点病、うどんこ病、さび病なども、
糸状菌が原因となって引き起こされる病気の一種です。
また、ネマトーダは、根こぶ病の原因となるやっかいモノ・・・

その糸状菌とネマトーダの細胞膜は、放線菌が大好きなエサである「キチン」で作られているそうです。
それならば、同じく放線菌の好むエサ「キトサン」を散布することで、土中の放線菌をどんどん増やし、病原菌やネマトーダをやっつけることができるのではないかしら・・・

しかも、放線菌といえば、ペニシリンなどの抗生物質を分泌することで有名ですよね。その抗生物質によって、土壌の病原菌の増殖を抑える効果が期待できそうです。

このように「ふかふかの土」+「病原菌に強い土」をつくるためには、放線菌を上手に増やし働かせることが、ポイントではないかと思い始めました。






<そして、実践!>

机上でいくら考えていても、実践しなければ、どんな結果が得られるか分りません。
そこで、Kちゃんから、稲ワラを分けてもらったのち、「土ごと発酵プラス稲ワラマルチ計画」を、いよいよ実践です!

土の表面を稲わらで覆い、そこに米ぬかとカニガラを撒きます。

米ぬかは、こうじ菌と放線菌のため・・・カニガラ(=キトサン)は、放線菌を増殖させるため・・・


10月14日、イングリッシュローズの若苗を地植えにしました。(ヘリテージとエイブラハム・ダービーです。)

植えつける場所には、あらかじめ、赤土、腐葉土、ワラ堆肥、ピートモス、活性炭を漉き込んでおきます。9cmポットから取り出したちび苗を、そぉーっと、丁寧に植え付け、水をたっぷり与えたあと、ワラでマルチングを施します。(厚さ10cm程度になるよう敷きました。)

そして、翌週末・・・ワラのマルチ全体にまんべんなく、米ぬかを散布。

今はまだ、体調15cmほどのこの若苗が、どうか、どうか、元気に育ち、素敵な花を見せてくれますように・・・


ここで、「あれ?カニガラは?」と思ったあなたっ!
このページを熟読していただいている証拠です。ありがとうございます。(*^-^*)

そうなの。カニガラって、簡単に見つからないのね・・・。

そこで、インターネットで、色々探すうちに、「カニガラペレット」なるものを販売している有機肥料会社をみつけました。

さっそく、カニガラペレット1袋とわら堆肥を2袋を注文♪


そして初冬・・・わら堆肥をたっぷり漉き込んだ用土を使って、グレースをひと回り大きなコンテナに植え替えました。そこに米ぬかを撒き、稲ワラマルチを施した後、カニガラペレットを一掴み。

増えろ〜〜〜!放線菌っ!


2005年に入ってから、庭に撒く米ぬかとあわせてカニガラの撒布をセットで行うようにしています。米ぬかは有用菌の働きをUPさせるのと同時に、有用でない菌の餌ともなってしまいます。そこで、一緒にカニガラを撒くことで、病原菌に強い土を作ることに重点を置いています。





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